北海道から委嘱されている環境保全推進委員としてサンルダムの必要性について再考を求める意見書を提出したのが、6月14日であったが、新政権は無駄な工事の削減ということで、北海道自然保護協会がサクラマスの産卵地として保護を訴えていたサンルダムの凍結を発表した。内陸部にもかかわらず、穏やかな水の流れで素晴らしい自然を残すこの流域を水没させること自体、環境面から考慮すると大きな失政となるべきものであった。凍結では終わらせず、中止まで持っていかなければならない。民主党北海道の内部には、開発局の存続と工事継続を望む声もあるようだが、開発ありきの自然破壊はもうやめにして欲しいものである。
夕焼け